女性が気になる病気や症状の中には、女性ホルモンや年齢と関係しているものも多くあります。ふだんから、予防・健康管理を心がけましょう。気になる時は早めにご相談ください。

子宮筋腫

子宮に腫瘍で、30~50代の女性の4~5人に1人はもっているといわれます。
悪性に変わることはありませんが、貧血になるほど月経血の量が多かったり、下腹部や腰痛がひどかったら、早めに受診しましょう。
大きさや症状、年齢などを考慮して、手術や薬物治療など積極的治療法の選択をお勧めする場合や、定期的に検査を受け、様子を見ていく場合がありますので、主治医と相談しましょう。

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子宮内膜症

子宮内膜という組織が子宮の内側以外の卵巣や子宮の周辺部にできて増殖する病気で、若い女性に増えています。
月経痛が激しく月経以外の時でもお腹や腰に激しい痛みが現れます。月経痛がだんだんひどくなってきた場合は要注意。なるべく早く診察を受けましょう。

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尿路感染症

淋菌感染症は、淋菌を原因菌とする性病・性感染症です。
淋菌感染により女性は主に子宮頸管炎を起こします。子宮内膜炎、骨盤内感染(卵管炎、卵巣炎、骨盤腹膜炎)、腹膜炎、肝周囲炎などを起こし、後遺症として不妊症になることもあります。

予防対策としては、性的接触時にはコンドームを必ず使用すること。また、患者だけでなくその接触者を発見し、早期診断と治療を行うことが重要です。

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痔は、若い女性にも多い病気です。原因は、便秘や下痢、出産の時のいきみなど様々です。早めに産婦人科を受診して下さい。セルフケアとして注入軟膏などもありますので、薬局で薬剤師に相談してみては。予防にはまず、便秘しないようにすること。便意は我慢しないで、食事は食物繊維をたくさん採るようにして、アルコールや香辛料は控えめに。

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歯周病

歯周病は、歯を支えている歯周組織が炎症を起こす病気です。女性は黄体ホルモンの影響で歯肉炎が起きやすいといわれており、人によっては、月経前に歯肉から出血したり、口臭が気になる場合があります。早産などの合併症を来たしやすいという報告もありますので、特に妊娠は注意が必要です。予防は、まず原因となる歯垢を取り除くことです。毎日のブラッシングを忘れずに。気なる方は早めに歯科医を受診してください。

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ドライマウス

唾液が分泌されにくくなって口の中が乾燥してしまう症状で、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなります。発症の原因としては、加齢、ストレス、薬の副作用などが考えられます。噛みごたえのあるものを食べて、よく噛むようにしましょう。他の病気が隠れていることもあるので、気になる時は産婦人科、口腔外科で相談してください。更年期に症状があらわれることもあります。

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原因はいろいろですが、ホルモンのアンバランスが原因で、産後や更年期に鬱症状が出る場合もあります。まずゆっくり休むことが大切。もし鬱状態が続くようでしたら、まずは産婦人科で相談してみましょう。

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摂食障害

拒食と過食を合わせて摂食障害といいます。若い女性に多い病気で、きっかけの多くは「やせ願望」です。無理なダイエットを重ねるうちに、ホルモンの分泌や中枢神経の働きにまでトラブルが生じ、無月経や、将来不妊症になることもあります。早めに産婦人科で相談を。心の問題がかかわっているだけに、周囲の理解と協力も欠かせません。

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更年期障害

日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳ですが、閉経をはさんで前5年後5年の合わせて10年を更年期といいます。この時期になると女性ホルモンの分泌が急激に減って、のぼせやほてり、手足の冷え、動悸、不眠、いらいらなど、さまざまな症状があらわれることがあります。女性ホルモン補充療法や漢方による治療が一般的です。そのほかにカウンセリングやサプリメントなどによる対処法もあります。

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皮膚掻痒症

女性ホルモンの減少した肌は、乾燥し刺激を受けやすい状態になります。セラミドを含んだ保湿剤などで乾燥を防ぐスキンケアを心がけましょう。薬剤を併用する必要があるかどうか、痒みを引き起こす他の病気がないか産婦人科に相談してください。

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骨粗鬆症

骨の骨量(骨密度)が減少して、骨折が起きやすくなる病気です。女性ホルモンは骨量を維持する働きがあるので、更年期以降は注意が必要です。予防には、日頃からカルシウムやビタミンDが豊富な食品を摂り、適度な運動を心がけましょう。定期的に骨量の検査を受けましょう。

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尿失禁

30歳以上の女性の3人に1人は尿失禁の経験があるといわれています。
多くの場合、尿道を閉じる力が弱くなって、ちょっとした力がお腹にかかっただけで尿がもれてしまう状態です。骨盤底筋を鍛えて失禁を防ぐ体操などがあるので、産婦人科で相談してください。

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アルツハイマー病

脳の神経細胞に変性が生じて、記憶障害などの認知障害があらわれる病気です。女性の発症が多く、更年期以降女性ホルモンが急激に減ることと関わりがあるといわれています。他の病気と同じように、早期発見・治療が大切です。

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子宮頸がん

子宮の入り口付近(頸部)の粘膜にできるがんで、若い女性にも比較的多く見られます。主に性交渉で感染するHPVというウイルスが原因の一つで、セックスの経験のある女性なら誰でも感染する可能性はあります。感染したら必ずがんになるわけではありませんが、初期はまったく無症状ですから、1~2年に一度検診を受けた方がいいでしょう。検査には頸部の細胞を摂って調べる細胞診、HPV検査があります。

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子宮体がん

子宮の内膜にできるがんで、子宮内がんとも呼ばれます。主に閉経後の女性に多い病気ですが、30~40歳代の女性にも見られます。特に未婚女性や出産経験のない女性、肥満や高血圧、糖尿病がある女性は要注意です。主に自覚症状は不正出血ですが、無症状の場合も多いので、定期的に検査を受けましょう。通常の子宮がん検診は頸部のみですが、申し出れば、体がんの検査も同時に受けることができます。内膜の細胞を採って検査します。

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卵巣がん

卵巣にできる悪性のがんで、10歳代から高齢者まで幅広い年齢で見られ、最近増加傾向にあります。自覚症状がないため初期には判りにくいことが多い病気ですが、内診や経膣超音波検査で診断されることが少なくありません。子宮がんの検診時に、卵巣も一緒に検査してもらいましょう。卵巣嚢腫や子宮内膜症のある人は必ず定期検診を受けてください。

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乳がん

乳房にある乳腺に発生する悪性腫瘍で、患者数は近年急増しています。遺伝的な要因などいろいろな原因が考えられますが、欧米型の食生活やストレスが関係しているともいわれています。乳がんの症状はさまざまで、しこり、血性乳頭分泌、乳首の陥没、皮膚のくぼみ、痛み、脇の下のしこりなどです。自分で早期発見できるケースが多いので、セルフチェックをかかさずに。もし異常を発見したら、早めに専門医(乳腺外科)に相談して下さい。セルフチェックの方法や専門科のある病院がわからない時は、かかりつけの産婦人科で相談を。検診では触診の他、最近ではマンモグラフィ(乳房専用のレントゲン)も行われています。

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